1943.10.3イーディ宛ケインズの書簡(第3通目)
国際資銀行案をめぐる協議は、国際通貨計画と同時並行的に進められていたが、ホワイトがきわめて謎の多い行動に出て周囲を驚かせた。その内容を突然議会に提示し、同時にそれを刊行するという寝耳に水の行動である。
ケインズもこれを知り、ホワイトをつかまえて厳しく批判をしたところ、ホワイトはその非をわび、そうした行動をつつしむことで事なきを得た。
だが、その案は非常に奇妙なもので、ケインズの判断ではうまくすれば状。
を助けるような真摯な動機が含まれているとのことであった。ただし、その表現はまったく人々に逆の理解を生むような類の提示の仕方になっていた。
同様のことは通貨体制案におけるmixed bag of currenciesにも言える、とケインズは評している。
He may be right in thinking the U.S. is 25 years out of date, and that no American banker will accept anything unless you first of all make it look entirely imbecile, but are people really so sily, or if so silly, so easily deceived as all that?
It is rather a tragedy. For there are some very good ideas and immensely disinterested, fine international purpose in the scheme. pp.362-364
そしてケインズは、通貨計画および投資計画の背後にはホワイトの部下ベルンスタインがおり、われわれがホワイトを説得しても、すぐにその夜にはベルンスタインがホワイトを元に戻してしまう。姑息なねずみのような奴で外の世界に出て活動しようとするような気持ちを、ホワイトとは異なり微塵ももっていない、と口をきわめて批判している。p.364